坂東 雅:演目ご紹介


傀儡子

 

 

 

更新日:2004.05.22

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


清元。作詞:二世桜田治助、作曲:清元斎兵衛。

文政7年三世坂東三津五郎初演。江戸時代、人形芝居をしながら諸国を渡り歩く旅芸人の様が舞踊化されたものです。浅黄の幕が下りると、人形を入れた箱を首から提げた傀儡子の出で立ちで舞台が始まり、本来は人形をつかって演じられるはずのストーリーが演者そのものによって役を替えつつ演じられる、変化舞踊の名曲です。機織り夫婦、仲人、三人息子を演じ、お七と吉三の恋仲話になり、それを邪魔する形でチョボクレ踊りの弁長が現れます。そののち話は牛若丸と浄瑠璃姫の恋物語がでると、牛若丸が長じて後のライバルたる平知盛の幽霊が出現し、ふたたび傀儡子そのものに戻って鳥籠の雀を放して幕となります。


坂東流つぼみ会(イイノホール、平成14年11月)および、日本舞踊協会新春舞踊大会(国立劇場・小劇場、平成15年1月)にてご披露いたしました。

日本舞踊協会新春舞踊大会の舞台は伝統文化放送・歌舞伎チャンネル(CS)にて平成16年4月に放映されました。


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