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みやび歯科は、昭和55年に江戸川区北小岩の柴又通り沿いに開業いたしました。そののち、昭和63年に現在の京成江戸川駅近くに移転し、以来、地域医療のために微力を尽くしてまいりました。この間、スウェーデンのルンド大学マルメ歯学部およびヨーテボリのオッセオインテグレーションセンターにて研鑽を積み、現在、一般歯科治療・歯周病治療・矯正治療・デンタルインプランテーション・審美歯科治療・鍼灸技術を総合的に組み合わせた「ひとり総合診療」「いたくない歯科治療」を提供いたしております。
初診は随時受け付けておりますが、本ページをごらんになっておいでの場合は是非いったん電話でのご予約をおとりになってからご来院をおすすめいたします。なお、江戸川区公費負担検健診につきましては下記ご案内をご覧ください。
【診療科目】
一般歯科、歯周病、矯正、デンタルインプランテーション
【診療日】
月・火・木・金曜日(午前・午後)、土曜日(午前のみ)、原則として予約診療制です。
【診療時間】
午前10時〜12時、午後3時〜6時
【休診日】
日・水曜日、土曜午後、国民の祝祭日、年末年始
このほか歯科学会出席等で臨時休診をさせていただく場合があります
【設備】
環境の面に留意して、現像液・定着液の不要なデジタルX線システムを導入いたしております。照射する放射線量は通常のX線器機に比べて約1/10となり、体への照射量は少なくてすみます。撮影した画像はただちに撮影室のPC上にてご説明いたしております。こうしたX線画像と口腔内写真を総合したデジタル画像システムの導入によりどなたにもわかりやすい治療計画をお見せでき、ご納得いただけるインフォームドコンセントをめざしております。
CO2レーザシステムを導入し、歯周病診療を中心に「いたくない歯科治療」に役立てております。また、高周波治療器を導入しております。
【電話・ファクス】
電話:03-3671-0648、ファクス:03-3671-0646
【交通機関】<アクセスご案内>
京成江戸川駅より徒歩7分、JR総武線小岩駅よりタクシーにて約5分
くらまえ通り「中小岩小前」交差点を北方面へ曲がり約400メートル、そば屋と薬局の角を右折して約25メートル
歯学博士:目々澤 雅子(めめざわ まさこ) |
現在、当院では江戸川区の公費負担(受診料無料)の「口腔がん検診」と「成人歯科健診」を実施いたしております。ただし、受診可能な方とそうでない方がありますので、上記リンクにて江戸川区公式ホームページをご覧になり、手続きをおこなった上でご受診くださるようお願いいたします。 | |
院長短信(ブログより)
12月6日、ご招待を受けてシンポジストの一人として参加してまいりました。この健康医療学会は医師・歯科医師のみならず、医生物学の基礎研究者、また、薬剤師、管理栄養士・看護師・理学療法士・健保組合関係者などの集まりで、患者指導などにつき各方面からディスカッションがなされておりました。私の参加したシンポジウムは「医科・歯科・薬科の合同作戦で糖尿病の早期発見を」というテーマでした。みやび歯科では主人の目々澤醫院の糖尿病患者さんを歯周病チェックさせてもらい、糖尿病重症度の指標であるHbA1cと、歯周病の公衆衛生的評価基準であるPCI(Community Periodontal Index)の関連を検討しており、このことを中心に糖尿病と歯周病における双方向性関連についてお話しいたしました。
これまで、歯周病は「第6の糖尿病合併症」と呼ばれていながら、医科と歯科の連携が薄くあまり連携が進んでおりません。しかし、糖尿病性腎症や網膜症はそれ自体をいくら改善しても糖尿病自体が改善しないのに比べ、歯周病の場合は1)糖尿病を改善すれば歯周病も改善する、2)歯周病を改善すれば糖尿病も改善する、という双方向性の関連があることがこれまでに確認されています。ご来場の皆さんにもこのポイントをご理解いただくことができたようです。なお、この写真はシンポジストの一人、栗林先生のご提供によるものです。感謝いたします。
11月15日(日)、江戸川区医師会主催の第23回江戸川医学会にて、江戸川区内の中学生10,000人を対象にした歯周病に関するフィールドワークについて2演題発表させていただきました。1題目は「中学生の歯肉炎におけるアンケート調査と健診結果の比較:平成19〜23年度結果の総括」、2題目は「中学生における歯肉炎と頭痛性疾患の関連:質問紙法調査と健診結果から」でした。
特に、1題目は平成19年から5年をかけて江戸川区中の中学校を廻り校長先生や養護の先生方にご説明をし、実施校数を地道に増やして26校・12,694名の調査を行ったものです。歯周病学会では3回にわたり途中経過を報告していましたが、総決算として調査対象だった地元江戸川区を選びました。この調査の実現に関しては多田区長のご支援もいただき、調査結果に基づいた歯科衛生指導も多くの中学校でさせていただき、結果的に年々中学生における歯肉炎の減少という願ってもない結果に結びつけることができました。
2題目の演題は22年度に行った予備的調査で用いた「スクリーナーを用いた慢性頭痛疾患判別」について日本頭痛学会で発表し、調査の妥当性の確認をいただきました。翌23年に全数調査を行い、慢性頭痛の有病理が総数の48.6%にのぼったこと、片頭痛が14%にのぼり、他の頭痛に比し歯肉炎をもつ割合が有意に高かったことを報告いたしました。
以前からお世話になっていた日本医科大学付属病院糖尿病代謝内科の及川教授からお誘いを受け、11月13日(土)午後に日本医科大学橘桜会館にて糖尿病週間の催しで講演させていただきました。タイトルは「糖尿病と歯周病の関連」です。両者の間には「糖尿病が悪化すると歯周病が進む」「歯周病が悪化すると糖尿病が進む」という悪循環があり、逆に「歯周病をよく治療すると糖尿病コントロールが良くなる」というポイントもわかっています。歯周病は「歯がグラついてきたら抜いてしまおう」という治療概念では改善が望めません。しっかりした歯周病診断と治療、そして(いつも患者さんたちに繰り返しお話ししていることですが)ご自宅でのブラッシングが非常に重要です。そのうえで、出来れば抜歯をしないで治してゆくのが歯周病治療の肝といえます。歯科医師会では「8020運動:80歳まで20本の歯を残そう」という運動をしているのも歯周病や虫歯などで歯を失わないように、という願いもあるのです。そういったことをお話ししたら、つい40分ほど喋ってしまいました。講演後何人もの方々からご質問を受け、関心の高さに驚きました。
当院の治療方針「ひとり総合診療」「いたくない歯科治療」とは?
当院では、総院長の約3年間のスウェーデン留学により、歯周病・デンタルインプランテーションの先進的研鑽を積み、帰国後その技術を生かして臨床に当たっております。その成果が、歯周病・矯正・審美歯科とデンタルインプランテーションのどれをとっても専門であり得る、という「ひとり総合歯科診療」の技術なのです。
また、当院ではこれらの先端技術を鍼灸技術を用いた「いたくない歯科治療」でご提供します。この技術は、スウェーデン・マルメ歯学部留学中に現地の新聞でも報道され、約20年にわたる診療実績でも有効性が確認されています。
歯科診療ワンポイントアドバイス
●歯槽のうろうって、ご老人だけの病気なのではないですか?
いいえ、歯槽のうろうは、現在では「歯の生活習慣病」とも言われています。ストレスや不規則な生活・歯みがきの手抜きなど、若い人たちにも見られます。歯肉が痛んだり、痩せてきたりしてきたら要注意です。当院では、スウェーデン・ルンド大学マルメ歯学部(現・マルメ歯科大学)歯周病学教室で修行を積んだ総院長(歯周病専門医)が治療を行います。
よく、「歯槽のうろうで歯がグラついているから抜きましょう」と勧められることがありますが、そうした場合はいちど歯周病専門医にご相談ください。徹底した歯周病処置とご自宅で行うブラッシングのための指導を歯周病専門医のいる歯科医院でお受けになることをお勧めいたします。入れ歯やブリッジによる治療をお受けになる前にいちどご相談ください。歯科医師会では「8020運動」といって80歳まで20本の歯を残そうというキャンペーンを実施中です。
●インプラントってあまり成功したという話を聞きませんが。
顎骨と生理的に癒着するチタニウムのスクリュー(ネジ) を使った方法が開発されたスウェーデンでは、きちんとした診断に基づく症例の選択がなされており、90%以上の成功率をあげています。当院では開発者のブローネマルク教授(ヨーテボリ大学→カランデル総合病院ブローネマルクオッセオインテグレーションセンター)のもとに留学し3年にわたり直接指導をうけた総院長の施術により、CTなどの予備診断に基づき安全・確実にインプラントを装着し、良好な成績を上げております。
●歯科矯正は小学校から高校生までの治療と思っていましたが。
現在、当院では矯正の患者さんは成人:学童が7:3となっております。矯正装置が歯の色と似たものができ、さらに矯正の技術全般が進歩してきたことにより、痛みの少ない治療ができるようになりました。成人の矯正は現在では一般的な技術となっています。矯正による歯並びの改善が歯槽のうろうの予防にもつながります。50歳・60歳代の方もどうぞご相談下さい。
●審美歯科の治療とはどのようなものですか?
審美歯科とは、治療を希望される方の状態に応じ、成人歯科矯正・歯表面の色・ツヤ調整などの技術を用いてきめ細かく直してゆく治療です。決して「歯を白くする」だけの治療ではありません。この方面でも当院の「総合診療」技術が生かされております。ひとりひとりの方にあわせた、オーダーメイドの審美歯科治療をお受けいただくことができます。
●睡眠時無呼吸症候群(SAS)があり、歯のかみ合わせの調整が必要といわれましたが。
矯正歯科では、夜間にお口の中に入れていただく専用のマウスピースを作成できます。これを使用するとスグに無呼吸が無くなるというわけではありませんが、病気の元となるあご骨の問題を解決するひとつの解答となります。また、上下の歯列のズレが大きすぎる場合は成人歯科矯正をお勧めする場合があります。
●顎関節症とは、どんな病気ですか?
口が大きく開けられなかったり、口を開け閉めするときに耳の直前が痛むのが顎関節症です。ストレスの多い現代には患者さんが増加しています。この治療には特別なノウハウが必要です。当院では、矯正や咬合(かみあわせ)調整の歯科的技術をもとに、筋緊張を緩和する鍼灸技術をまじえて全身的に治療を行います。
●鍼灸麻酔はハリを刺されるのが痛そうで怖いです。
強い麻酔効果を得るためには当院でも細いディスポーザブルのハリを使うことがあります。でも、通常の歯科治療や抜歯などで使用するのはゴム電極を用いた低周波通電のみです。スウェーデンでの歯周病・インプラント手術における臨床経験でも有効性が認められており、安心してお受けいただくことができます。
歯をみるカメラ「見歯るくん」
ご自宅でテレビにつないで自分の歯がチェックできる、「見歯るくん」のお取り扱いを銀座・小岩の双方で開始いたしました。申込書が窓口にあります。デモ機も近日中に到着予定です。これで、磨きのこしがわかり、また歯科治療の進展具合が確かめられます。もちろん、ビデオでの記録も可能です。
なお、双方の診療所では治療に際して患部を撮影するのにワイヤレス式のデンタルカメラを導入いたしました。治療計画のご説明や当日の進捗状況のご説明に使用してまいります。もちろん、重要な変化の記録には従来の一眼レフによる記録も併用させていただきますのでご了承ください。
メディアのご紹介
週刊朝日MOOK『Q&Aでわかる「いい歯医者」』の歯周病専門医としてリストアップされました。
歯科雑誌「歯界展望」(医歯薬出版)にて 写真随筆「雅子の空」を1年間連載
悠遊レポート「スカイレジャー」(筆者:後藤加代子さま)
週刊文春2005年1月27日号「歯周病専門医」でご紹介されました。
院長のアルバムから:
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