Photograph Diary from Miyabi Dental Clinic ルンド大学マルメ歯学部歯周病学教室にて |
昭和63年より平成3年まで、ルンド大学のマルメ歯学部に留学いたしておりました.日本大学松戸歯学部・歯周病学教室の松江教授のご紹介で、同じく歯周病学のアトストローム教授のお世話になっていました.実際には助教授のグニューラ・ブラッタール助教授(美人!)がいろいろとお世話して下さいました.
グニューラ助教授の治療 助教授はとてもエレガントでそれでいて大変にアクティブな女性です.テクニックも同様で、何せ出血量が少なく、大変勉強になりました.写真の患者さんは頬に経皮通電の電極がついています.こうした試みにも理解があり、十数例ほどスウェーデンの患者さんに実施してみることが出来ました.なお、助教授のだんな様は歯周病菌の発見者として高名なダグラス・ブラッタール教授です. |
アトストローム教授を囲んで さるパーティーで、教室のボスである、アトストローム教授と、グニューラ助教授と三人で記念撮影.教授はわが家で開いたしゃぶしゃぶパーティーで、山ほど用意した薄切り肉を何度もお代わりしてくれました.彼は、スウェーデンやヨーロッパの歯周病学の世界ではではヨーテボリ大学のリンデ教授と並ぶ大家です. |
マルメ歯学部の診療室にて手術中 グニューラ助教授と二人でペリオのオペを始めるところです.このオペは結構大がかりに準備しています.こうしたケースでもあまり大げさに騒ぐことなく準備がどんどん進み、日常診療の一つの流れとしてきちんとした衛生管理が行われるところはさすがと感じました. |
ルンド大学マルメ歯学部の建物 マルメはストックホルム・ヨーテボリに次ぐスウェーデン第三の都市で、ルンド大学のあるルンド市はとなり町です.マルメ歯学部は駅から約15分ほどのところにあり、入り口のマリア像のモザイクは、なんと歯科が使う鉗子を持っています. |