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Lecture from Miyabi Dental Clinic

スウェーデンで認められた鍼麻酔の歯科応用

 総院長がスウェーデン・マルメのルンド大学マルメ歯学部(現:マルメ大学歯学部)歯周病科に留学していた際、新聞Malmo� Magasinetに掲載された日本式鍼麻酔を歯科治療に応用したことについての記事をご紹介いたします。


 この記事では、鍼麻酔を歯科治療に応用するにあたり、

1) 使用するツボを限定し、再現性を確立したこと、

2) 電気刺激を併用し、顔面のツボにはゴム電極で手術の邪魔にならぬようにしたこと、

などの改良を行ない、その結果、

3) 従来の歯科治療に比し治療中の痛みが小さく、患者さんの恐怖感を軽減することが可能となったこと、

4) 治療部位の腫れ・出血がたいへん少なかったこと、

などが報道されています。

 院長は、この手法をマルメ歯学部歯周病科で臨床に応用し、さらにヨーテボリ大学ブローネマルク教授の主宰するブローネマルクオッセオインテグレーションセンターでインプラント技術修行の際、インプラント手術にも応用し、大きな効果のあることを立証しました。

 現在、この臨床研究の成果にもとづき、当院ではツボに対する経皮通電療法を通常の局所麻酔に併用しています。また、インプラント手術などの際には経皮通電のみでなく、ディスポーザブルの和鍼をもちいて「痛くない治療」に役立てています。


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Refreshed on 2004.08.29