新曲浦島
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明治39年開曲、坂東三津之丞振付。
坪内逍遙博士が自ら提唱していた「新劇楽論」の具体例として、浦島伝説を題材にして発表した舞踊劇「新曲浦島」の序の幕の前曲です。本来はこの曲の後に浦島伝説が展開されることになるはずなのですが、完成せず現在に至り、大自然を表現した長唄の名曲として伝わっています。渺々たる日本海の荒波や風・嵐を唄い、大自然の迫力を生身の体でいかに表現することが出来るかどうかが踊り手としての挑戦となります。今回は国立劇場の照明スタッフのご協力をいただき、背景の大ホリゾントに2種類の波をあしらい、さらに照明で色を付けて自分の踊りを引き立てていただきました。
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