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昨年3月、インドネシアのバリ島へ出かけ、結構いいホテルに泊まったにもかかわらずネット接続ができなかったため、今回は雪辱戦となりました。前回の機材はVAIOで、Gric
Dial(niftyやSo-netに自動接続するアプリケーション)を使っての接続でした。そのときは何回かけても話し中のコールが聞こえるのみ、という状態で、Gric
Dialの中でいくら電話番号を選び直しても同じ結果で、環境がWin2000であったためどこの設定でつまづいているかも解らず、とても悔しい思いをしました。今回は雪辱戦と言うこともあり、同じ東南アジアのタイからの接続でもあり、導入したばかりのPowerBook
G4を持ち出すことにしました。接続用に同じくGric Dialをダウンロードしたのですが、起動しようとすると「JavaVMがない」というアラートを発して終了してしまうため、どうせMacならその場で設定さえ解っていれば何とかなるためGricのHPにあるプーケット島の接続要領のページをブラウザにスナップショットで取り込んでおきました。
さて、南国に到着、ホテルはダイアモンドクリフ。電話機にもデータポートが用意されており、気分は上々。いざ設定を終えて接続してみると前回と同じく話し中の「ツーツー」という反応音のみ。しかし、MacがWinと異なるのはここですかさず「相手先が話し中で接続できない」とアラートを返すところです。掲示されているすべての番号をトライしても同じ結果だったためもう一度接続要領を見直してみるとあったあった、「Total
number of POPs found in Phuket, Thailand: 5」とあるではありませんか。つまり、局番の前に5を入れるか、外線発信のprefixを「9」ではなく「95」にしておけばよいのです。その様にしたところ、あっさり接続成功。
きっとバリ島でも同じようにすれば良かったのかも知れません。でも、Winでのダイアルアップ接続を設定するのはたった一つの設定をするのは何とかなっても複数接続をやっていると以前の設定が勝手に書き換えられたりとか、うまくいかないことが多く、どうしてもGric
Dialなどのアプリに頼ることになってしまいます。これに頼らないためには、これまでに設定した設定(たとえば国内でのプロバイダへの接続など)をコピーしてそれのなかで電話番号や外線発信番号を変更するなどの小技ができることが重要です。そうした点から考えて、やはり自分にはMacを持ち歩くのがいちばん適していると改めて実感しました。とはいっても、やはりPowerBook
G4はVAIO 505の約1.5倍の大きさと重さがあり、持ち歩くのは相当につらく、「Macのサブノートへの要求はこれで充分」と考えているSteve
Jobsを殴ってやりたい心境です。VAIOなどのB5サブノートへのMac OS移植が一日も早く実現することが望まれます。
ところで、滞在中のプーケットの天気は晴れ・時々スコール、でした。なにせ湿気が強く、そのためか何となく花粉症の症状もせっかく日本を離れているのになくならず、あまり快適ではありませんでした。