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院長:目々澤 肇

Feb. 2002

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2002.02.27(水)

錦糸町のマリオットホテルで開かれた「墨東循環器談話会」で、日本医科大学第一内科助教授・清野先生の心不全に関する講演を伺ってきました。トロポニンTよりも早期に心筋虚血を判断しうるH-FABP(商品名Rapicheck)のご紹介のほか、慢性心不全のうちトロポニンT高値でリスクの高いOMD (ongoing myocardial damage)の話や、慢性心不全における新たな治療目標の話など、大変に有意義な講演でした。

抗アレルギー剤をちゃんと内服していても夕方になると瞼が重く、鼻がむずがゆくなります。また今夜もちゃんと服用しなくては。しかし、毎日「花粉症の予防注射」の問い合わせが1〜2件あります。どこかのテレビ番組で持続性副腎皮質ステロイドの注射薬のことがセンセーショナルに報道されたのでしょうか?まともな医師が薦められる治療ではありませんが、よほど症状発現がひどい方や毎日の服薬がむずかしい方などは当院でも行ってはいます。

これまで難渋していた問題がひとつ解消しました。また、来月には新機種も某所に入ります。

2002.02.26(火)

ようやく、インフルエンザが下火になってきたようです。重症化する人がいなくてよかった。また、今シーズンは抗インフルエンザウィルス薬の効果を目の当たりにしました。事前検査が100%までは不可能だったため、状況判断で抗インフルエンザウィルス薬を使用した症例の中には解熱まで数日を要したケースも数例あったようですが、大半は使用後1〜2日で解熱し、好評でした。そろそろ、今シーズンの使用例のデータをまとめねば。

日本神経学会がいくつかの神経疾患(頭痛、パーキンソン病、痴呆性疾患、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、てんかん)につき、治療ガイドライン(案)を4月20日までの間、公表しています。脳血管障害についてはページはできていますが未完成で、他学会とのすりあわせが大変なのではないかと考えられます。いずれは正式に出版されるとのことですが、大変な労作で、作成された皆様のご努力に頭が下がります。なお、このページの閲覧対象は主として日本神経学会の会員となっていますが、特定のプロテクトはかかっていないため一般の方々もご覧になれます。

2002.02.23(土)

きょうはアレルギー性鼻炎の「1年ぶり」や「初めて」の患者さんが沢山来院されました。皆さん、今週半ばから症状がでてきたようです。いよいよ花粉シーズン突入、というところでしょうか。

しまった、きのう更新していれば「2」が5つも重なる記念すべき日だったのに。

看護婦さんを募集中です。40歳までのやる気があり、明るい方をさがしています。お心当たりの方のご紹介やご希望の方は院長まで。

2002.02.20(水)

ここ数日アレルギー性鼻炎のクスリをさぼっていたところ、本日はかなりの花粉が飛んでいるようで、「ヤラレタ」状態となり、鼻水が止まらなくなりました。やはり、シーズン中はきちんと服用するのが望ましいようです。

液晶モニタのACアダプタのダウンが今年に入って2件目になりました。どれも、すでに2〜3年たっており、経年変化のようです。1台目はソニー製(CPD-133)でしたが、今度の2台目はマイナーなメーカーもののでどうしようかとうなりましたが、さいわい、ソニー製のアダプタが合致したためスペアのCPD-133のものを奪って復活しました。またひとつ、追加注文しておかねば。

そろそろインフルエンザの発生が打ち止めになるとよいのですが。

2002.02.15(金)

まだまだインフルエンザの患者さんは発生しています。ひとつ、面白い発見をしました。インフルエンザの患者さんが発生したご家族で、同居している人が「ちょっとだるい」という状態になった場合、発熱や関節痛などの症状が揃っていなくてもリレンザを投与してしまうと1〜2回の服用で症状が消えてしまうのです(まだタミフルでは試していません)。受験生のいるご家庭などでは、ちょっと役立つアイデアかも知れません。

診療所のコンピュータを一部更新しました。詳細は別項にて。

2002.02.12(火)

連休があけたらインフルエンザが減るかと思っていたら大間違い。また、インフルエンザの迅速診断キットがそこら中で底をついてきたらしく、(日医北総病院では金曜時点で検査中止でしたが)江戸川区医師会の検査センターでも「受付中止」となる騒ぎです。今後は、以前と同じ、「勘と経験」による診断になってしまいます。こうなってみると、「新しい検査の登場」は「従前の診断能力の退化」を招いていたことが明らかです。でも、その繰り返しが医学の進歩なのでしょうね。

2002.02.09(土)

今朝未明、睡眠中に鼻水、くしゃみ、流涙が突然生じる「アレルギー性鼻炎発作」(命名は院長です)を生じました。室内で、花粉が入り込む状況ではないのに、なぜか花粉が飛び始めると起こるナゾの発作です。きょうから、クスリを呑み始めました。

2002.02.08(金)

日医北総病院の外来を終え、ほっと一息つこうとしたところ、自分の患者さんの介護保険「医師の意見書」を3通も書かなければならないのに気がつきました。うち2件は「初回」と「内科からは初回」で、結局以前のものを変えながら写す、という作業で済まず、ヒイヒイ言いながら仕上げました。患者さんやご家族が望んでいるサービスが受けられるような介護度が得られるとよいのですが。また、今月は目々澤醫院の患者さんにも介護保険更新の患者さんが多く、1日よりすでに4枚(うち新規が1枚)も書き上げています。江戸川区の場合は日本医師会が作成した「医見書」というソフトで記入すれば良いため、住所等の転記が1回だけで済み、更新までの間で生じた変化の記載に集中できるのですが、日医北総病院→印旛郡や、周辺の市町村では受け入れてもらえないとのことで毎回毎回手書きで書かされています。手書きの意見書を読みながら審査する審査委員の皆様、読みにくいのをどうかご容赦下さい。また、自分が江戸川区の審査会に出ていて殴り書きされた意見書で腹を立てている大元の原因が老人保健施設や老人病院などで「一度に何枚も仕上げなければならない」環境におかれているドクターの環境にあることは言を待ちません。

ところで、江戸川区医師会では、江戸川区が「医師の意見書」をカスタマイズしているのを受けて「医見書」の江戸川区医師会バージョンを作ろうとしているのですが(ファイルメーカーのランタイムなのでオリジナルのプロテクトが外せればウチでも作れるのですが)、なかなか完成したというニュースを聞きません。

きょうも、インフルエンザの患者さんが来ています。お子さんに多いため、第2土曜+連休で公立学校が3連休となる「バーチャル学校閉鎖」効果でインフルエンザが収束に向かうとよいのですが。タミフルリレンザのどちらもかなり有効で、使用すると翌日には熱が出なくなるようです。これこそ、公的な夜間診療施設に常備されるとよいのですが。

2002.02.07(木)

きょうはインフルエンザの患者さんも数多く、6時で受付を締め切ったにもかかわらず8時まで診療が終わりませんでした。カルテの後始末(病名と転帰の確認)をしていたら、あっという間に午前様です。1箱25本入っているインフルエンザの迅速抗原診断キットが瞬く間になくなるため、追加の1箱を注文したところ、とうとう輸入元でも在庫切れとなり、今度はいるのは4月ごろ、といわれてしまいました。ふと、一昨年にワクチンが在庫切れし、ひんしゅくを買ったのを思い出してしまいました。幸い、患者さんも症状が揃っている人に陽性が出る(あたりまえですが)傾向となってきたため、今後は診断から治療まで「検査」というステップを飛ばして行けそうで、キットがなくても何とかなりそうです。先週前半までは、高い発熱・関節痛などが感冒症状に加わっていても陰性例があったのですが、今日からはほとんどはずさなくなってしまいました。やはり、「流感はあなどれない」ですね。かかった皆様、どうぞお大事に。ところで、治療薬は十分ありそうです。当院では、お子さんにも抗インフルエンザウィルス薬(タミフルリレンザ)を出しております。

......これだけ流行が始まると、インフルエンザワクチンの残りを求める患者さんも出てくるかも知れない。でも、抗体ができるには約2週間は必要なはず。はてさて。

まだ、普通の「感冒症状をともなう上気道炎(おなかに来るカゼ)」も多いようです。

2002.02.04(月)

本日の外来で、インフルエンザの迅速抗原検査を行った8名の患者さんのうち、4名が陽性でした。今年は、例年より少し遅れてそろそろ流行が始まりそうです。江戸川区内でも、とうとう学級閉鎖を行った学校があるとのことです。

江戸川区医師会と江戸川区在宅支援連絡調整会議の主催で開かれた学術講演会「パーキンソン病:治療と研究の最前線(順天堂大学客員教授、東京臨海病院副院長:今井壽正先生)」に参加してきました。とてもわかりやすい疾患についての導入と、現在までの研究のアウトラインの紹介がなされ、とても有意義でした。また、最近診療をしていて疑問だった点をお尋ねしたところ、「うん、やはり」というお答えをいただきました。江戸川区医師会では、このような学術講演会を介護関連の方々や薬剤師の方々へ公開しているのはとても良いことだと思います。ちょっとドクターの参加が少なかったのが残念でした。

2002.02.02(土)

インフルエンザの患者さんがじわじわ増えてきています。ただし、大流行になりそうな気配はありません。また、本日は花粉症の症状が出始めた患者さんもみえるようになりました。院長もスギ花粉で毎年悩まされており、そろそろクスリを飲まなきゃなあと考えています(自分のクスリをゲットするのは開業医にとっては大変なのです)。

夜は、杏林製薬が主催した「脳〜最前線〜」という学術講演会に参加してきました。これは、「ケタス」という内服薬が脳梗塞後遺症に対する適応が再評価でパスしたことを報告する会でもあったわけですが、内容が時節をよくとらえたものであったためか500〜600名もの参加者があり、盛会となりました。特別講演1の「高次脳機能について(日本赤十字社医療センター・武田克彦先生)」は、知識のブラッシュアップに役立ちました。また、特別講演2の、「ここまできたプリオン病の研究(九州大学・立石潤名誉教授)」では、(こちらが不勉強なせいもありますが)いろいろと重要な診断のポイントや疾病の現状を学ぶことができました。また、獨協医科大学時代にお世話になった片山宗一先生や、都立荏原病院の平林先生などと久しぶりにお話をすることができました。また、日本医科大学第二内科の先輩の添田先生、中澤先生ともお目にかかり、日本医科大学付属千葉北総病院脳神経センターの小林部長とも顔を合わせることができました。


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