医療法人社団 茜遥会

目々澤醫院 Daily News & Comments

バックナンバー

Oct/Dec. 2002

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2002.12.29(日)

28日(土)をもちまして本年度の診療をすべて終了いたしました。年始は1月1日(元日、水)が当院の休日診療当番となっております。通常診療は6日(月)より開始いたします。また、急なご連絡には転送電話で対応いたしております。

ようやく、自宅外のPowerBookからの更新もできるように致しました。当サイトも、徐々に進化させて参ります。明年もどうぞよろしくお願い致します。

2002.12.24(火)

当院でも、本日の患者さんのなかに今シーズン初のインフルエンザ抗原反応陽性の方がでました。小岩地区もインフルエンザの影響下に入りました!

ルンドからのクリスマスカードには「We have some snow in Lund」と書かれていました。あちらのクリスマスが懐かしい。

メリークリスマス。本ページをご覧の皆様に幸多からんことを。

2002.12.22(日)

らくらく検索〜頭痛医療機関サーチに当院が登録されました。当院まで遠距離の方々もこちらから近隣の頭痛をみてもらえる医療機関をおさがし頂けます。

2002.12.21(土)

相変わらずカゼの患者さんが多い1日でした。「医者に来てカゼをもらった」なんてことがあると困りますが。週末の雨で少し感染が減るといいのですが。

19日のモニタ換装の後日談、レントゲン室のモニタ改善第2弾が実行されました(今回は再びMacVaioのページで)。

2002.12.20(金)

本態性振戦についての解説・治療可能医療機関リストなどをのせた「ふるえの病気(通称ふるえネット)」がサイトオープンしていました。検索すると、当院も出てきます。文字を書く時や食事などの時に手がふるえる病気で、それほどポピュラーな病気ではありませんが、悩んでいる方々は多いようです。また、安易に「ふるえるからパーキンソン」という診断を下されてしまった患者さんもおり、ご心配な時はちゃんと神経内科をご受診下さい。

当院の常勤スタッフは「あんこ派」:「チョコ派」:「どっちも派」が2:3:1です。一時、冷蔵庫のアイスがあんこものに片寄ってしまった際、注文がついてしまったことがありました。26日には、窓口に飾ってあるクッキーハウスをこわしてみんなでいただく予定です。これ、スウェーデンのクリスマス菓子と同じニッキの香りがして、とても心なごまされています。これはどちらの派にも属さないですね。

2002.12.19(木)

結構おなかのカゼ(「ウィルス性胃腸炎」、もしくは 「胃腸症状をともなう上気道炎」)の多い1日でした。 まだ、インフルエンザの患者さんは当院では検出されておりません。

ところで、昨日のアキバ巡りの折りにゲットした液晶モニタを使い、一番ショボくて発色が薄れてきていた診察室入口の12インチ「院内情報モニタ」をこれまでレントゲン室で使っていた13インチと置き換えました。これで、診察室前で待っている人たちも目を細めたり、首を上下させたりしなくても画面が見やすくなるはずです。設置場所がドアの袖部分のため、現在主流の15インチものははみ出してしまって使えません。こいつが古くなったらどうしたらいいのでしょう。

2002.12.18(水)

昨日は新しい降圧剤の説明会、本日は医師会支部会と、夜の会合が続きます。飲み過ぎないよう気をつけます。自宅ではアルコールを全く飲まないため耐性がなくなっており、ときどき度を超して悪酔いするのが怖いです。

また昨日は、急逝された江戸川区歯科医師会の中島会長先生のお通夜でした。江戸川区の介護認定審査会でずっとご一緒していただき、11月の江戸川医学会の折りもお元気な様子だっただけに残念でなりません。合掌。

カミさんと午前中は浅草の羽子板市に、午後は単独でアキバ巡りをしてきました。顛末はMacVaioのページに。

今シーズン初めてのインフルエンザ罹患の患者さんが江戸川区内で報告されました。どうぞご用心下さい。ちなみに、院長も今シーズンすでに3種類のカゼに順々にかかりましたが、その間をぬってすでに2回のワクチン接種を済ませました。

2002.12.11(水)

スタッフの皆さんの写真を「ご案内 」のページに加えました。なお、撮影は「アドビック」の横山さんです。

明年から日本医科大学付属千葉北総病院のオーダリングシステムが新機種に変更されるため、転換訓練を受けてきました。日中は北総開発鉄道のダイヤが間引かれており、「印旛日本医大」の終点まで行き着けず、予定時刻に間に合うためひとつ手前の「印西牧の原」駅でタクシーを拾わざるを得ませんでした。いろいろよけいな手間もかかりそうですが、いつまでも白黒モニタ+キーボードオンリーの入力のシステム(たしか15〜17年前のものです)を引きずってゆくわけにも行かず、適切な「換え時」なのでしょう。しかし、電子カルテシステムまで導入されなかったのは評価すべきで、もしそうなっていたらこれまでの診療人数をこなすことは不可能でしょう。

ちなみに、千駄木の方のコンピュータ導入はまだうんと先(本日・理事長談)だそうです。

2002.12.09(月)

関東地方は12月にはめずらしい大雪になりました。 当方も、朝は始業前に道の雪かきを、また昼休みに自動車のタイアをスタッドレスに履き替えるなど、大騒ぎでした。ちなみに、スタッドレスへの交換は、新小岩の某ドライブショップで「3-4時間待ちです」と言われたため、GSの軒先を借りて自力で行いました。夏タイアが泥だらけだったためまず洗車を頼んだところ、「なんでこんな雪の日に」と言われてしまいました。ともあれ、これら二つのセッションで結構な肉体労働になりました。さいわい、患者さんの出足も鈍り、さほど混雑しなかったため、何とかなりましたが、実は今でも体中の筋肉痛でうなっています。

夜は、江戸川病院の循環器症例検討会で「糖尿病における心臓障害」と題した慈恵医大青戸病院総合診療部部長、武田信彬先生の講演を拝聴してきました。トピックは、先生の最近のご研究で、「血圧コントロールにおいて、何種類かの降圧剤を併用しても充分に降圧しておいた方が降圧不十分より価値がある」というポイントでした。これまではの循環器関連のスタディでは「3種類以上の降圧薬を併用したグループは生命予後が悪い」というのが定説だっただけに、日常の悩みが解決したような爽快感を感じました。アレンジされた江戸川病院循環器科の大平先生、有意義な会をありがとうございました。

2002.12.08(日)

今朝アクセスが10,000を突破していました。ご愛読ありがとうございます。これからも(できるだけ)マメに更新を続けます。

2002.12.05(木)

レセプトの提出も昨日中に済ませ、「さあきょうも頑張って診療」と思っていたら、朝一番のCTの症例から外科紹介をせざるを得ないことになってしまい(千駄木の第一外科の皆様、迅速な対応ありがとうございます)、1日ずるずるいつも通りの忙しさになってしまいました。夕方には「熱発・関節痛・下痢」などとあたかもインフルエンザ様の患者さんが来院されましたが、インフルエンザ抗原迅速反応検査にて陰性が確認されました。この検査がなかったら診断に困ったに違いありません。

夕食を終えてからいつものようにカルテ整理や書類書き・会計作業などをするのですが、今夜は予想以上に仕事があり、自宅に戻ったのは11:30を過ぎてしまいました。明日は朝から北総病院で早起きしなければならないのに困ったものです。

CTと診療室のMacを結ぶ、JBoxViewが先月より順調に稼働を始めました。いずれ、詳細にレポートを上げようかと思っています。ただし、CTが稼働する日は診療も忙しく、説明には技師さんの出してくれるフィルムの方が調整いらずのため、Mac上での説明は先送りになってしまいます。でも、今後を考えれば一人の症例を時系列的に並べて説明したり出来るようになり、またCT上のHDDのバックアップをPCサーバに廻せるなど、メリットも大きく、順々に勉強しながら利用していこうと思います。

2002.11.30(土)

本日で11月も終わります。なんと気ぜわしく、忙しい月だったことでしょう。 本日午前半日の患者さんの数は100人を超しました。かなりバテましたが、やるべきことはやらねばならぬ、とばかりにレセプトの打ち出しとチェックを済ませました。世の中はフロッピーによる電子請求が求められていますが、チェックはどうしても紙打ち出しで行うやり方のため、プリントした紙がもったいないので結局旧態依然たる紙請求のままで続けています。先日レセプト提出の時、高齢の先生が「ぽん」とフロッピー1枚を提出していたのを見て、「偉いなー」と感じてしまいました。

今日は、自分もインフルエンザワクチンをうってもらいました。剣呑、剣呑。

2002.11.29(金)

帝国ホテルにて日本医科大学第二内科有志により、日本医科大学理事長に就任された赫先生の祝賀パーティーが催されました。先輩・後輩多数が出席し、ひととき楽しい時間を過ごさせていただきました。今回は、赫先生のみならず、奥様にもスピーチをいただき、ああ、こういう奥様がおられるから先生は激務がこなせるのだな、と納得致しました。会を企画・運営された片山教授・神谷医局長ほか、現役の先生方、おつかれさまでした。

 赫先生ご夫妻と片山主任教授

カゼとインフルエンザワクチン接種のラッシュはまだ続いております。会にちゃんと間に合ってよかった。

2002.11.27(水)

昨日は、 午前・午後の外来の間に介護保険の審査委員会があり、また夜9時から医師会の夜間急病診療所の準夜勤があったため、ほとんど働きづめでした。たまにだからいいですが続いたら体もちません。

カゼの患者さんはまた増加しています。先週江戸川区中央でインフルエンザ症例がでたことが報告されていました。また、インフルエンザワクチン接種のため来院される方々も大勢いらっしゃいます。ワクチン接種にかかる当院の対応をMed-Press 011としてまとめておきました。どうぞご覧下さい。

ふと思い立って、Macromedia Dream Weaverの試用版を使ってみたところ、まずまずの感触(編集していてPage Millのレイアウトが崩れない)を得たため、本日から更新ソフトを切り替えることにしました。まだいくつか違和感はあるのですが、なんとか使えそうです。何より、OSX上でClassic環境を立ち上げなくて済むこと、そして直接日本語入力ができるようになったことが大助かりです。また、GoLiveより立ち上げがうんと軽いのも何よりです。

2002.11.20(木)

今週に入ってからカゼの患者さんがちょっと一段落しています。このまましばらく落ち着いていてくれるとよいのですが。

今日は事務員さん仕事を大量にこなしました。スタッフのお給料振り込み用紙の記入も済み、「苦情のない」ことを確認してから発信すればよいように準備ができました。また、発送した宅急便は5通。ところがほっと一息ついたところ、フロッピーに落としたデータを発送し忘れているのに気づきました。明日発送します。とはいえ、添え状書くのも全部別内容ですから結構キキました。あー、秘書さんかフツウの奥さんが欲しい。

2002.11.16(土)

獨協医大同窓会東京支部会が新高輪プリンスホテルで開かれました。今回は第10回目となります。同期生はわずか2名でしたが、8人もの名誉教授の方々や多くの1期生の皆さんたちとお目にかかれたのは何よりでした。これまでは先輩の高石先生が会長をなさっておられましたが、次期会長は若手のホープ、矢田貝先生となりました。頑張ってください。

2002.11.15(金)

早朝より大宮まで出かけ、日本脳循環代謝学会総会へ出席してきました。ポスター演題でしたが、テルモで開発中の人工血液「Neo Red Cell (NRC)」による交換輸血時に脳微小循環動態が報告(川崎医科大学・塚田先生)されていました。以前、結局は実用に至らなかったミドリ十字製の「Fluosol-DA」が、脳虚血時に投与されると微小循環の改善からか脳保護効果を発揮するという報告(Brain Hypoxia:1, 67〜73, 1987)を行ったのを思い出しましたが、質問したところまだそのような検討は考えていないとのことでした。

一時かなり規模が大きくなり症例報告やら混ざってとりとめのない学会になりかけていましたが、今回は以前研究会だった頃のイメージに戻りちょっとマニアックな先端研究がじっくり検討されるよい学会になっていたように思います。

2002.11.13(水)

第14回日本脳循環代謝学会総会(会長:埼玉医科大学総合医療センター脳神経外科 浅野孝夫先生)が始まりました。今夜は評議員会と(前夜祭とも言える)懇親会があり、大宮まで出かけてきました。東京に近いため、評議員の数はあまり多くなく、ほとんど理事会の教授連の方々ばかりでした。一般の方々へも通じるニュースとしては、来年中にいよいよ学会公式のホームページが用意されることになりそうです。北総病院の外来をお休みして、金曜日午前に再び会場を訪れる予定です。もちろん、明日木曜日のセッションにも興味深い演題や講演が多いのですが、なにぶん午前-午後の外来を休むと(経営的にも患者さんの便からも)キビシイので。

2002.11.11(月)

いよいよ、冬本番。はいて、下痢するカゼ、いわゆる「胃腸症状を伴う上気道炎」がはやりはじめました。お子さんの吐物を処理したお母さんの感染もでてきています。例年、このカゼの後でインフルエンザが出てきます。カゼひきを繰り返すお子さん・受験生・高齢の方はインフルエンザ対策をそろそろお考え下さい。

日経MedWaveの記事で、「コーヒー愛飲者は糖尿病になりにくい 」というオランダの報告が紹介されていました。これは、母集団を標準化した検討のようで、タバコ・酒・肥満といった因子を除いてコーヒー愛飲者とそうでない人たちの比較をしたものです。しかし、タイトルを見て「ニヤッ」とした人はご用心。ヨーロッパではコーヒーに砂糖などを入れることは少なく、日本のコーヒー愛飲者のように砂糖(や、あらずもがなのダイエットシュガー)などをぶち込んでいません。日本人でのデータが出るまではゆめゆめこのタイトルをお信じなきよう。

2002.11.10(日)

江戸川区医師会主催の「第20回江戸川医学会」の一般演題で「トリプタン剤登場以後の片頭痛治療成績」を発表してきました。座長の葛西循環器脳外科病院の吉田康成先生からは「私の使用した感覚も同じような傾向です」とのお言葉を頂きました。要旨はこちら

2002.11.06(水)

よく晴れたせいか、満天の星空がひろがっていました。

あいかわらずカゼの患者さんが多く、お子さん主体のため午後などはまるで小児科専科みたいになってしまいました。情報によると、「インフルエンザ」の診断書で学校を休んだお子さんもいるとかで(当院の患者さんではありません、為念)、今年のインフルエンザ予防注射の滑り出しは順調です。昨年のインフルエンザ抗体の検出キットも入荷しており、あやしい患者さんにはすぐに検査ができるようにしてあります。

当院までの地図の改訂版ができました。プロの手が入っているため、なかなかの仕上がりです。

2002.10.29(火)

はなカゼの患者さんが増えています。一見アレルギー性鼻炎かと思うほどの鼻の粘膜の腫れがあるため、結構鼻づまりで苦しんで来院されます。鼻処置で空気の通りをよくしてお帰ししていますが、実は通りをよくすると奥からドロドロの鼻汁が出てくる症例もあり、蓄膿症に準じた治療も併用せねばならなくなったりしています。どうぞお大事に。

2002.10.21(月)

Med-Pressに「Vol:010 手足がふるえる時どうしますか?」を追加しました。また、「008 片頭痛」「009 脳梗塞」も、院内配布物にあわせ、加筆修正いたしました。

最近、がんばってMed-Press神経疾患シリーズを書き込んでいるのは、ひとつはNewton Doctorのためでもあるのですが、実はあとにもうひとつ出版物があるためなのです。乞うご期待。

2002.10.15(火)

数日間、カゼでうなっていました。医者の不養生、ですね。

Med-Pressに「Vol:009 脳梗塞は救急疾患です!」を追加しました。

2002.10.11(金)

Med-Pressに「Vol:008 片頭痛薬は本当に効くのか?」を追加しました。大丈夫、きちんと診断を受け、適切な治療薬を処方されれば、頭痛はちゃんと治ります。

2002.10.10(木)

きょうは、なぜかまとめて数人の患者さんにこのwebページのことを聞かれました。愚痴も多く、お見苦しいこともあるかも知れませんが、よろしくおつきあい下さい。9月中旬のカゼは小学校の運動会の練習を反映した「鼻型」でしたが、最近は「のど型」になりつつあります。どうぞご用心。中耳炎のお子さんもあいかわらずおられます。

さすがに10月10日は晴れの特異日ですね。こんな日から「体育の日」を外した政治家どもは大バカです。

2002.10.05(日)

江戸川区医師会にて「神経難病検診」が行われ、東京臨海病院副院長:今井壽正先生、国立精神神経センター国府台病院神経内科医長:吉野英先生をはじめ計4名の神経専門医により30名を超える患者さんたちの診察が行われました。来所された方々の多くは整形外科的な「しびれ、痛み」をお持ちの方々でした。その中で本当に「神経難病」といえる疾病はパーキンソン病で数名、ほか進行性核上麻痺(PSP)、筋萎縮性側索硬化症(ALS)が各1名ずつ、というところでした。この商売(神経内科医)を初めてからというものの他の神経内科の先生の診察を直接見学する機会など皆無で、とても良い刺激になりました。神経診察法には一応のスタンダードはあるものの手順・タッチなどは各人みな異なり、自分の方法(元はというと日本医科大学第二内科名誉教授の赫先生:現日本医科大学理事長)の方法よりかなりソフトだな、と感じました。大抵の方々は診断はついているものの治療の現状に対する不安や疾病に関する説明不足を感じておられ、自分の診療でそのようなポイントがないかどうか反省させられました。

2002.10.05(土)

当院受付スタッフの美穂さんがご結婚されました。おめでとうございます。そこで、参列記念にお父さんとのツーショットをアップ。

 


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